弊社では創業当初から全製品にスチールハニカムと脱脂洗浄を採用した日本防振工業製の光学定盤と除振台を自信を持ってご紹介致します。

AHD-SERIES

※チューンド・マス・ダンピング構造を内蔵した『ハイグレードダンピング・スチールハニカム定盤』と『高性能三次元空気ばねシステム』を組み合わせる事で、国内最高レベルの除振性能を提供します。
定盤にはそれぞれ固有の周波数に曲げ・ねじれの振動モードを持っており、サイズや形状によってそれらは全て異なります。
この振動モードに合わせ、個別に設計されたチューンド・マス・ダンピング構造を定盤内に内蔵することで下図のコンプライアンス曲線にある共振ピークを1/10以下に抑えた高性能の定盤を実現しています。
また、全てのハニカム定盤に使用されるステンレス板の上下面はタップ加工後に高温・高圧の洗浄液で徹底した脱脂洗浄を行っているため、ハニカム部とのプレス圧着後も内部に切削油や切り粉などの残留物が無く非常にクリーンな仕上がりです。
除振部は全方位対応空気ばねを採用し、高いレベルの除振性能を実現しました。

推奨用途：高解像度実験・精密測定・干渉計・レーザー実験・STM(ATM)

RHD-SERIES

『ハイグレードダンピング・スチールハニカム定盤』と防振ゴム式除振システムを組み合わせ、テーブルトップの剛性とダンピング特性を特に重視したRHDシリーズもございます。
RHDシリーズは比較的静かな作業環境で使用される場合に適しており、空気ばね式除振台に比べ、低周波のゆらぎが無く安定感があり作業性が高いのが特徴です。
固有振動数（伝達率）が垂直12～15Hz　水平5～8Hzとコストパフォーマンスは抜群です。

推奨用途：高解像度実験・干渉計・レーザー実験