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レンズ

製品概要

弊社ではお客様の用途や目的に合わせて多種多様のレンズを1枚から設計・試作・量産まで承ります。
しかしながらレンズを一から製作するには、原器や研磨皿などの治工具を新たに用意する必要があり多額の費用と数ヶ月の納期を要しますので、初期の開発実験・試作等には可能な限りカタログ光学部品の流用をお勧めしております。
長年の豊富な経験と実績から上手に活用すれば大幅な納期短縮と費用を節約できます。
外径加工・穴あけ加工・切断・特殊コーティングなど弊社のネットワークをご活用下さい。

平凸レンズ

製作可能寸法

φ3mm~φ300mm(要求精度により異なります)

平凸レンズは、平面と凸面とで形成されたレンズで、望遠鏡、コリメーター、拡大鏡、放射計、コンデンサーレンズ等のさまざまな用途に使われその焦点距離は正の値です。
主に入射光を集光したり、像の拡大などに使用します。
集光する場合は必ず凸面側から入射させてください。平面側を集光側に向けたとき、無限遠または遠方の光源に対する像に関して、ベストフォームに近い結像特性が得られますが、逆に平面側からから入射すると球面収差が大きくなり、集光スポットが大きくなり十分な性能が発揮できませんので注意が必要です。

平凸レンズ

平凹レンズ

製作可能寸法

φ3mm~φ100mm(要求精度により異なります)

平凹レンズは、平面と凹面とで形成されたレンズで、ビームの拡大や収差補正、光学システムの焦点距離の延長等のさまざまな用途に使われその焦点距離は負の値です。
凹レンズは単独では使用せず凸レンズと組み合わせる事で他のレンズで生じた収差を正と負で打消して光学性能を高める事が出来ます。
ビームを拡大する場合は必ず凹面側から入射させてください。逆に平面側からから入射すると球面収差が大きくなり光学系の光学性能が悪くなる可能性があります。
凹レンズと凸レンズを組み合わせる事で簡単にビームエキスパンダを作る事が出来ます。

平凹レンズ

両凸レンズ

製作可能寸法

φ3mm~φ300mm(要求精度により異なります)

両凸レンズは、レンズの両面が同じ曲率の凸面で形成されたレンズで平凸レンズ同様、望遠鏡、コリメーター、拡大鏡、放射計、コンデンサーレンズ等のさまざまな用途に使われその焦点距離は正の値で実像と虚像のどちらをも結像します。
レンズの両面とも屈折面として作用するため、等しい曲率半径を持った平凸レンズより焦点距離は短くなるので、スペースの問題で焦点距離を長くとれないとき有効になります。
共役比(物体までの距離/像までの距離)が1 となる条件下では、対称性により、コマ、歪曲、色収差、等の収差がほぼ完全に打ち消され球面収差は最小になり最適です。
また、共役比が1から離れるにつれて、球面収差が増加しますが共役比が正の0.2~5程度の間にある場合には両凸レンズそれ以外、共役比が5を越えるようなら平凸レンズの方が適しています。

両凸レンズ

両凹レンズ

製作可能寸法

φ3mm~φ100mm(要求精度により異なります)

両凹レンズは、レンズの両面が同じ曲率の凹面で形成されたレンズで、平凹レンズ同様ビームの拡大や収差補正、光学システムの焦点距離の延長等のさまざまな用途に使われその焦点距離は負の値です。
凹レンズは単独では使用せず凸レンズと組み合わせる事で他のレンズで生じた収差を正と負で打消して光学性能を高める事が出来ます。
ビームを拡大する場合は必ず凹面側から入射させてください。逆に平面側からから入射すると球面収差が大きくなり光学系の光学性能が悪くなる可能性があります。
凹レンズと凸レンズを組み合わせる事で簡単にビームエキスパンダを作る事が出来ます。

両凹レンズ

アクロマティックレンズ

製作可能寸法

φ3mm~φ150mm(要求精度により異なります)

アクロマティックレンズは、正の低指数ガラス(低分散、大きなアッベ数)と負の高指数ガラス(高分散、小さなアッベ数)で作られた2枚のレンズを接着して作られます。
色収差と球面収差が最小になるよう設計され蛍光顕微鏡やイメージリレー、検査、分光解析を始めとするさまざまなアプリケーションに最適です。
アクロマティックレンズは、単レンズと異なり開口数・使用波長にかかわらず焦点距離がほぼ一定となり、光軸から離れた位置での性能がはるかに良くなります。
これは設計波長帯域で使用するのであれば単レンズよりアクロマティックレンズのほうが全てにおいて優れていることを意味します。

アクロマティックレンズ

シリンドリカルレンズ/ロッドレンズ

製作可能寸法

L=300mm(要求精度により異なります)

シリンドリカルレンズは垂直方向に凸レンズの曲率を持ち、水平方向には曲率のないレンズでー方向にのみ倍率を変化させる場合に使用されます。
レーザ光を細いライン状に集光する実験や、流体計測などで用いられる幅広のシート状の光を作るのに使われます。
点像を幅方向は変化させず縦方向にのみ伸ばされた線像に変換したり、あるいはその逆に縦方向のみに集光したりする事ができます。
たとえばレーザ光のような平行光線を細いライン状にする装置や、流体計測などで用いられるシート状の平行光を作るのに使われます。

シリンドリカルレンズ/ロッドレンズ

製作可能寸法

φ2mm~φ70mm(要求精度により異なります)

照明光学系に用いられる非球面コンデンサーレンズは、その集光用途において優れた性能を持ち、同等のレンズ性能を従来の球面レンズで実現するには、複数枚のレンズが必要となります。
この非球面コンデンサーレンズは、平面はバフ研磨仕上げ、凸面側はモールド成型により製造されます。
仕様に記載の直径公差や中心厚公差、コバ厚公差、偏芯公差、及び焦点距離公差は、代表値であり、保証値ではありません。

非球面レンズ

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ノヴォ・オプティクス

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